2026年度エプソン会社見学会を開催
8月20日(木)および21日(金)に、奨学生16名(28期生・29期生・海外派遣留学8期生)が参加し、交流行事のひとつである、セイコーエプソン株式会社の会社見学会を行いました。暑さが残る中でしたが、信州は湿度が低いことから、さわやかに過ごすことができました。
この会社見学会は当財団の母体企業であるセイコーエプソンの歴史・価値観・事業を知ること、諏訪地域の文化・歴史を知ること、奨学生相互の交流を図ること、を目的として実施しています。
まずオリエンテーションで、エプソンの会社案内や今年発表された長期ビジョンEngineered Future 2035の概要紹介を受けた後、エプソン・ミュージアムにおいて創業時からの歴史やエピソードを聴き、進取の気性に富んだエプソンの現在までの製品群の展示を見学して、「省・小・精」の技術をベースに製品を通じて社会課題の解決に取り組んでいくという会社の姿勢、製品づくりに通底する「環境を大切に」という会社の信念を理解しました。
つづいて29期生・8期生は広丘事業所・ソリューションセンターを見学し、あらゆるものに印刷できるエプソンのプリント技術を目にしました。Tシャツへのプリントの様子を見てその速さに驚き、車の外装や内装を自在に楽しむためにプリントによるラッピング素材が使えることにも、しきりに感心していました。乾式オフィス製紙機「PaparLab」の説明では、エプソンのアップサイクル技術、循環型経済への貢献について理解を深めました。環境問題をはじめとする社会課題について関心が高い参加者が多く、PaperLabのアイディアと事業化について、特に感銘を受けて関心を抱いたようでした。
その間、28期生は、塩尻事業所を見学しました。高級時計の組立プロセスの一部を見学し、その精度や繊細な作業を担当する職人技を見学しました。製造工程のすべてを通じて、細部にまで注意を払っている様子を見学し、ものづくりにかける社員の高いプロ意識を知ることができました。
このように会社見学会を通じて、「省・小・精の技術」により社会に貢献するエプソンの理念や実践の数々を理解してもらうことができました。
夕方からは、理事長、常務理事、選考委員、同窓生にも出席していただいて、諏訪湖畔で和やかに夕食会を行いました。特に8期生メンバーは海外留学から戻ったばかりということもあり、留学中の興味深い話題を提供してくれました。他メンバーも近況を伝えあったり、就活の情報交換をしたりと、にぎやかに食事が進みました。
その後は、諏訪湖から打ち上げられるサマー・ナイト花火を思い思いに湖畔で観覧しました。短い時間の花火ショーでしたが、湖に響く音楽と光と花火の大音響の迫力を間近で堪能でき、夏の良い思い出になったことと思います。
二日目は、まず諏訪湖観光船に乗船しました。天気が曇りだったこともあり、船に吹いてくる風はさわやかで、目が覚めるようでした。
その後は下諏訪町の「儀象堂」にて、ウオッチ組立体験をしました。かつてエプソンで時計組み立てをしていたOB社員の方からの指導を受け、45分ほどで、組み立てることができました。小さなピンがどこかに飛んでしまったり、部品を逆につけてしまったりと、ハプニングもありましたが、自ら慎重に組み立てたウオッチが正確な時を刻むのに感激しつつ、細かい部品を正確に組み立てていくものづくりのむずかしさを痛感し、改めて本当の職人のすごさに感心していました。
続いて、諏訪大社・下社・秋宮を参拝しました。財団スタッフの中村さんの案内により、参拝をした後、パワースポットといわれる一の御柱に触れたり、金運が高まるという松の表皮を拾ったりと、思い思いに境内の散策を楽しみました。
2日間のプログラムを通じて、エプソンをより良く理解し、諏訪地域に親しみ、また他大学の留学生仲間とも知り合うことができました。奨学生はそれぞれ多忙な中での参加でしたが、全行程を通じて、充実した2日間となったことと思われます。次の交流行事での再会を誓ってプログラムを終了しました。















































































