2023年度同窓会入会式を開催
2024年2月23日(火) 京王プラザホテル新宿において、2023年度同窓会入会式が開催されました。今回は第25期生と第26期生、海外派遣留学第5期生と6期生が対象で、13名が新たに同窓会会員に加わりました。
入会者の多くはこの春から就職したり進学するメンバーです。
まず碓井理事長から、新しい旅立ちを迎える奨学生の皆さんに、今後も、高い志を持ってグローバルに活躍し社会に貢献する人材として成長を続けてほしい、今は自分の志が達成できるか不安と期待が混在していると思うが、青春のこの時期は人生にとってかけがえのない尊い時間であることを胸に、奨学生同士のネットワークも大切にしながら豊かな人生を送ってほしいと、激励の言葉が述べられました。
出席した選考委員からは、この2年間、コロナが収まってきた一方でウクライナへの軍事侵攻、パレスチナでの紛争が始まり、皆さんの将来にも暗雲がかかったように感じるかもしれないが、身の回りに目を転じると生成AIの発展など新しい技術が多く生まれており、若い人が活躍できる時代になっている。しかし変化のスピードは速く、正解は誰かに聞いても調べてもわからないので、優等生のままでいてはだめで、自分で考えるしかない。若い皆さんには破壊的イノベーションの担い手になってほしい。というメッセージが贈られました。また、ビジネスも人のつながりもすべて「縁」から始まるので、縁を大切にすること。同窓生として世界のどこにいても財団とのつながりを持って支援してほしい。留学など自分の意志で進路を決めてきた皆さんには時代のトップランナーとして走り続けることを期待している。などの激励メッセージもいただきました。
同窓会に入会することになった奨学生の皆さんからは、自ら取り組んでいる研究の紹介に加え、最近の生活の様子、社会人としての新しい生活への期待、異文化の中で成長が実感できた点、奨学金により経済的な不安やアルバイトの負担が軽減されて研究に集中できた等の感想や感謝が述べられました。一様に、今後、国際交流を推進し社会に貢献する人材として活躍していきたい、という決意が発表されました。
2023年度中は奨学生採用式、エプソン会社見学会と対面で集まることができたので、今回の式を含め奨学生の皆さんの交流の輪が更につながったようです。
就職、進学など、大きな期待を抱きながらそれぞれのステージへ一歩を踏み出す皆さんの活躍を心からお祈りしています。